イエスの物語・概要


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わ れのもとにあげて、不信心者(の虚偽)から清めるであろう。またわれは、あなたに追従する者を、審判の日まで、不信心の者たちの上位におくであろう。それ からあなたがたは(皆)われの許に帰り、あなたがたが争っていたことに就いて、われは裁決を下すであろう。その時われは、現世においても来世でも不信心な者たちに厳しい懲罰を与えよう。(誰一人)かれらを助ける者もない。」主は信仰して善行に勤む者を(十分に)報奨される。だがアッラーは、不義を行う者を御好みにならない。”(クルアーン3:55−57


またクルアーンは、イエスが殺されたのでも十字架にはりつけにされたのでもなかったことを指摘します。神はイスラエルの民に言及し、彼らによるマリアへの糾弾、そしてイエスを殺したという虚偽の主張について咎めます。

 


 “か れらは不信心のため、またマルヤムに対する激しい中傷の言葉のために、「わたしたちはアッラーの使徒、マルヤムの子マスィーフ(メシア)、イーサーを殺し たぞ」という言葉のために(心を封じられた)。だがかれらがかれ(イーサー)を殺したのでもなく、またかれを十字架にかけたのでもない。只かれらにそう見 えたまでである。本当にこのことに就いて議論する者は、それに疑問を抱いている。かれらはそれに就いて(確かな)知識はなく、只臆測するだけである。確実 にかれを殺したというわけではなく。いや、アッラーはかれを、御側に召されたのである。アッラーは偉力ならびなく英明であられる。(クルアーン4:156−158

 


ク ルアーンはイエスが神に御元に引き上げられたこと、そして預言者ムハンマド(神の慈悲と祝福あれ)は、審判の日の前にイエスが再び地上に遣わされることを 確証します。アブー・フライラによって伝承された預言者ムハンマドの言行録において、預言者はこのように述べています。


 “私 の魂がその御手の中にある御方にかけて。マリアの息子はあなたがたの元に公正な裁き人として降臨し、十字架を破壊し、豚を殺し、ジズヤ(人頭税)を廃止 し、富はあまりにも潤沢となるため、誰ひとりとしてそれを受け取らなくなり、一回の跪拝は世界とその中にあるすべてのものよりも素晴らしいものとなるであ ろう。”(サヒーフ・ブハーリー


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