「インシャアッラー、私はムーミン(信者)である」と言うことについての決まり
ムスリムが、「インシャアッラー、私は信者である」と言えますか。
アッラーに讃えあれ。 信仰について説明する際、「インシャアッラー」という言葉を加えてもよいかどうかは、学者達の間で、長い間詳細に論じられてきた問題である。この場合の正 しい立場は、「ムーミン」(信者)という言葉の意味を問うことである。当人が信仰の真髄であり、それなしにはカーフィルとなるイスラームのことを述べてい るのならば,「インシャアッラー」と言うことは間違っている。イスラームについて何らかの疑いを持っていることであり,ムスリムとして疑いを持つことは許 されない。ムスリムは自分の信仰に確信を持って、「インシャアッラー」と付け加えずに「私はムスリムである」と言うべきである。しかし,単なるムスリムで あるというレベルと超えて、信仰の完璧さと高い地位を意味するならば、「インシャアッラー」と言うべきであり、逆にこの言葉を言わなければ自惚れているこ とになりかねないが、それはアッラーが仰せられるように禁じられている(意味の解釈) 。「だからあなたがたは自分で清浄ぶってはならない。」 [星章(アル・ナジュム) 53:32] 自分の信仰を表現するために率直に言いたい場合は,「私はムスリムである」というべきである。この場合、「インシャアッラー」と付け加える必要はない。 アッラーが最もよくご存知である。