両親がムスリムになったかどうか分からない場合に両親のためにドゥアをする
ムスリムになった人の亡くなった両親がカーフィルでした。彼は少年のときに刑務所に入れられ(奴隷にな り)、両親が亡くなる前にムスリムになったかどうか彼は知りません。彼は、母親はおそらくムスリムになったが、父親はなっていないであろうと思います。か れは両親を許してもらえるようにドゥアをして、アッラーが両親に慈悲を授けることを祈れるでしょうか。
アッラーに讃えあれ。 かれは両親の名前を挙げてドゥアをすることはできない。なぜなら彼が知っているかぎりでは、両親はカーフィルのまま亡くなっており、カーフィルのためにドゥアをすることはハラームである。 アッラー曰く (意味の解釈): 「ムシュリキーン(多神教徒、偶像崇拝者、異教徒、アッラーの唯一性を信じない者)のために、お赦しを求めて祈ることは、仮令近親であっても、彼らが業火の住人であることが明らかになった後は、預言者にとり、また信仰する者にとり妥当ではない。」 [悔悟章(アッタウバ) 9:113] しかし全てのムスリムを許し、慈悲を示すことをあっラーに願うことはムスタハブであり、両親、祖父母、アダムとハゥワ(かれらに平安を)に遡る全てのムスリムが含まれる。アッラーは最も良くご存知である。
ファトワ・アルイマーム・アルナワウィ、 p. 84.