わが慈悲、わが怒りに優れり（２/２）

わが慈悲、わが怒りに優れり（１/２）

“率先して赦し、敢えて懲らしめない”とは、慈悲という言葉においてよく使われる定義ですが、イスラームにおける慈悲とは一体何なのでしょうか？

過去の消息

預 言者ムハンマドの真実性に対する強力な証拠の一つとして、不可知の世界に関する彼の知識があります。つまり彼は過去の民や未来の予言において、正確な知識

神の擬人化（3/5）：神が一人の人間となり、複数の人間が神とされるのはどうしてなのか

神の顕現というキリスト教の信仰は、古代ギリシャの信仰に元を辿ります。神が人間になるという用語はヨハネの福音書1：1と14に、“

神の擬人化（2/5）：神々、人格神、そして神による創造物への化身

神々 と はいえ、神への信仰といった概念の側面に、人間のあらゆる論理と理性を無視しつつも、その信仰の根本理念とされるものが存在していることも事実です。それ

神の擬人化（1/5）：神に対しての自然な信仰とは

圧倒的多数の人類はこれまで常に、神の存在を信じ続けて来ました。古代文明から現代社会まで、神を中心とした諸宗教がそれらの人類文化の基礎を築いてきました。事実、神の存在の否定（無神論）は20世

夜の旅と昇天（3/6）：昇天

夜の旅と昇天は、神の預言者であるムハンマドへ の大いなる祝福でした。それはマッカの聖マスジドから始まり、エルサレムのマスジド・アル＝アクサーに続き、第七天における全能なる神の御前までの旅でし

夜の旅と昇天（2/6）：マスジド・アル＝アクサー

当時は、預言者ムハンマドにとって困難な時でした。そしてこの旅は彼にとっての大いなる恩

夜の旅と昇天（1/6）：夜の旅